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ガラス豆知識

●ガラスの原材料

topics.jpgいつも私たちが目にしているガラス。
その原材料をご存知ですか?

テレビでガラス工房の吹きガラスなど一度はご覧になったことがあると思います。非常に高温な溶鉱炉に、材料を付着させた吹き棒を入れて熱しているあの様子、ここから金属等の材料を溶かして作っているというのはイメージがわくのではないでしょうか。
 

ガラスの原材料は、珪砂・ソーダ灰・アルミナ・石灰が主な材料です。
全体の70%ほどを珪砂(石英を細かくした砂)で構成されています。
これを溶かしやすくするために15%ほどソーダ灰(炭酸ナトリウム)を加えます。
(本来2000℃もの高熱を必要なのに対し、1600℃ほどで溶かすことができます。)
これにアルミナ(長石)石灰を加えることでガラスの強度が上がります。

このような材料で、いつも触れているあの透明なガラスが出来上がるのです。
色ガラスを作りたい場合は、これらの材料に金属などを混ぜ込むことで様々なガラスを作り出すことができるんですよ。
 

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