阿蘇山の後の寄り道。。
この旅でどうしても訪れたい所がありました。
剣聖 宮本武蔵が眠っている「武蔵塚」です。
翌日、武蔵が「五輪書」を記した「霊厳洞」に行く予定にはなっていたのですが、私個人の好みで、どうしても墓参りをしたく、同行の皆さんに無理を言って付き合って戴きました。
ここは、宮本武蔵は最後に細川藩に仕えたわけですが、その細川家の大名行列が眺められたであろう、旧街道沿いの小高い場所にあります。
昔はひっそりとした場所だった様ですが、映画や大河ドラマの影響できれいな公園が整備されたとの事です。
公園内に入るとそこには二刀流の武蔵像があり、思わず感激。
就学旅行生の様に気持ちがはしゃいでしまいました。
そして、最終日の朝、 『霊厳洞』 へ。。
熊本市近郊の金峰山にある洞で、武蔵が60歳の時にここにこもり、兵法書である『五輪書』を書上げたと伝えられます。
私が五輪書の存在を知ったのは、在米中で、空手を知っているアメリカ人の英語教師に教わりました。
日本では、あまりなじみの無いような印象を受けますが、アメリカではビジネス戦略書としても広く受け入れられています。
先日、NHKの番組でも取り上げられておりました。
さて、この霊厳洞、昔は修行僧が霊場として修行したような事も聞いていたので、もっと厳格な場所かと思っていたのですが、そういう意味ではちょっと気抜けしてしまいました。
やはり観光地化された事で、独特のパワーも抜けてしまったのでしょうか???
とは言うものの、やはり私にとっては感慨深く、良い想い出となりました。
私のわがままにお付き合い戴きましたご同行の皆様、本当に有難うございました。
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