若林外治さんが12月末をもって会社を勇退されました。
入社以来、57年8カ月という長い間会社を支えて頂いてこられたのです。
私の祖父であり、初代社長の永井正一から現代まで、なんと五代に渡り貢献されてこられたのは敬意に値し、まさに生き字引のような方でありました。
私も入社した頃、若林さんからよく昔の話を聞かせてもらいましたし、また時には前向きなお叱りを受ける事もありました。
またご自身も人間味に溢れまたお茶目な側面も持っており、何か失敗しても許してしまうそんな方だったように思います。
そんなお人柄もあり、お客様からも愛され、退職を惜しむ声もたくさん聞かせて頂きました。
60歳の時に一旦定年を迎え、そのまま嘱託社員として体力の続く限りとお願いして残って頂いたのですが、その後も通常の業務をこなしながら、時間を見つけて会社前の除草作業なども率先して行なって頂くなど、会社”愛”を強く持たれておりました。
本当に長い間会社の為に尽くして頂き有難うございました。
感謝の言葉しかありません。
これからも気軽に元気な顔を出して頂けたらなと思います♬
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。
昨年は2月にロシアによる大儀無き戦争突入が始まり、7月には日本のみならず世界のリーダーであった安倍晋三元総理の暗殺という暗い動乱の1年でありました。経済においても、戦争によって燃料が高騰し、また資材や配送料の大幅な値上げが続きました。世界的なインフレの中においては日本国内ではまだまだ低いですが、円安が急激に進んだ事もあり、デフレに苦しんでいた日本も物価が上がってきています。これに賃金が上昇する事で健全なインフレに舵を切ったと言えるのですが。。
今年は卯年ということで株価も跳ね上がる傾向にあるようです。一方で新しい事が始まったり終わったりする年のようですが、どんな年となっていくのでしょうか。
今年が皆様にとって飛躍の年となる事を祈念申し上げます。
さて、弊社は5日に恒例の新年祈願祭を地元の杉原神社で行いました。
作業員の多くは既に現場に向かっており参加できませんでしたが、宮司によるお腹に響く詔を聞いてなにやらパワーをもらった気がいたします。
弊社も新しい時代に向かって気を引き締めて進んでいきたいと考えております。
1962年 富山県出身の両親のもと、東京都に生まれる。3人兄弟の次男。
東京の私立大学を卒業後、単身アメリカに渡る。ロサンゼルス郊外の大学院でMBA課程を修了。当時バブル景気で華やいでいた日本には帰国せず、そのまま現地で就職。ケンタッキー州のトヨタ工場隣接の豊田通商アメリカに入社し、工作機械や自動車部品の輸出入を手がける。
1995年帰国し、現在の寿板硝子株式会社に入社。
一男二女の父。休みの日には家族との時間を大切にする。