週末に福井まで土木の現場視察に行ってきました。
建設中の舞鶴若狭自動車道 笙の川橋 の現場で、JR北陸本線、国道8号線、笙の川の上をまたぐ橋梁の工事です。
急峻な地形でかつ、この両側に繋がる道路の工事が遅れている為、40度の斜度に40トンのインクライン(大型のエスカレーターのようなもの)を設置し、68メートルの高さまで機材を運び上げます。
我々も、鉄骨を乗せたトレーラーと共に、上部の作業場まで登りました。
私は高いところが決して得意ではないので、あまり居心地は良くなかったのですが、当日は若狭湾までしっかり見え非常に展望が良かったです。
高さがある分、通常は海からの風も強いそうで、その時には風力計を確認しながら、大型のタワークレーンも停止させるそうです。
自然と闘いながらの根気のいる作業が続きます。
この現場では、従来の作業手順に加え、新しい技術なども取り入れて、安全かつ効率良く作業されているとの事で、細部にいたるまで詳しく説明していただきました。
2年後の開通が楽しみです。
作業所の皆さん、有難うございました。
ご安全に!!